こちらは、主に素直でクールな女性の小説を置いておりますが……。アイドルマスターはじめました(藁
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 色々ありまして、アイドルマスター関連と素直クール&創作小説を並行していくことになりました。
 アイマスも小説も、企画や合作やコラボ、外注。なにかございましたら気軽にお声をお掛けください。泣いて喜びます!
 トップのコメでもいいですし、poolpapanda@hotmail.co.jp または
scoolpool@yahoo.co.jp までお願い致します。

 
という訳で……。
 ニコマスの方と素直クール&創作の方の入り口を作りました。
 下記のリンクをクリックしてください。


 米)アイドルマスターニコニコ動画ミキシング/マスタリング・アイマスremix/im@shup
 
 米)素直クール&創作小説
   ○素直クールガイドライン他々
   ○作品集

 1/9 久しぶりの更新。
    昔書いた小説を久しぶりに読んだら結構いける口だったので、上げてみました。加筆修正していい感じに仕上がったと思います。新作みたいな物、感想お待ちしています。
 →充足

 REMIX関係だと、ニコニコ動画に萩原雪歩誕生祭用に一本あげてます。
 
 あと、最近エロゲ声優の榎津まおに強烈にはまったので、ってかめちゃめちゃ好きになりましたw
 だもんで、彼女のREMIXしちゃいました。わんわんもーもーうさうさこーん!ACID JAZZ MIX
 こちらはようつべで。ニコ動にもあげましたが、音声がどーしてもしょぼくなる……。


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  1. 2020/03/08(日) 21:18:06|
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アイドルマスターニコマスTOP

☆音屋つってても……スタジオエンジニア方向なんだからね!
 
 気持ちよく作曲なんぞ出来ないpoolpです。主にマッシュアップ製作しております。
 昔ミキシングの勉強してたもんげ、その杵柄で二コ動でアイマスPやっております。
 まー一般のPC用スピーカーなんてしれてるので、じぇんじぇんミックス作業による差なんて判らないんですが……、結構弄ってます。
 ちゃんとDAW用にモニタリングSPを買いました。それなりの環境を整えないと作業すらできないこのジレンマ。下記にて環境説明します。
 
 それとは別に。
 ☆iDOLM@STER-CDのm@ster ver.はかなり確り製作されていて、じつに聞きやすくて素晴らしいです。べたっとではなくメタっとした音質はウットリしますね、はい。
 それ以外は……あまりよろしくないってのが現状ですねー。はっきり言うと音場(距離感とか空間)が取れてないので聞き苦しい。オケのフェーダーが面一っぽいんで、噂のヘドホンミキシングではなかろーかと。しかしながらVoが前に出てるので、Voだけは聞けますが。
 なので最近victorのオーディオプレイヤーで復活した音場製作マシーン(正式には違いますが)「K2」プロセッサーで聴くとかなり聴けるようになります! オヌヌメです。

 〜製作環境〜

 ○PC スペック不十分で動画まともに作れません。ってかDAWもぎりぎりの線だし……

 ○音源ボード PYODIGY7.1XT (ってかステレオでしか使ってないけどw)

 ○モニター SONY GDM-F520

 ○メインSP PIONNER S-99T (モニタリング用

 ○サブSP 山水 S-α7 (一般的なPC用SPとして確認

 ○見た目SP VICTOR SX-500Spirit (飾りで使用

 ○デジアンプ KENWOOD DA-9010

  ○録音用USB音源 0404USB

 ○マイク 日本橋商店会で¥4000- (それでもキャノン端子)

 とまあ、こんな環境で製作しております。

 

 きたねーなぁ、おい……。

 
3/9 アイドルマスター ニコニコメドレー feat.皐月Project 記事 
 3/10 さわやか雪歩さん cosmos ver.
 
  1. 2019/03/08(金) 21:48:16|
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小説系ブログ


 更新状況――結局一ヶ月あまり掛かってしましました。原稿用紙30枚ほどに膨れ上がってしまったのは、主人公の女の子が暴れ倒してくれた結果です。まーリハビリのつもりが気合はいっちゃって、満足いく作品になったのでよかったと思います。 それとラ研に投稿しています。よかったら感想などをどうぞお願いします。○ 更新日――8/24(22:07)
 ○ ディレクトリ―― 短編作品 今日からわたしは思春期なのだ!

 ○ mail address poolpapandaあっとhotmail.co.jp (あっとは@でFA)(御用の方がいらっしゃればどうぞ)

 定着しつつある“素直クール”とは何か? 萌え系属性が蔓延るヲタク業界の中、深く愛され黙々と地盤を固めている“素直クール”とは、一体どういったものなのか?
 素クール・オブ・ですてにぃでは、深く切り込んだ“素直クール”を展開しております。


 ――素直クールガイドライン――
 ツン→素直 デレ→クール。
 ガチで愛してくれるが、人前であれ、好意に関してはストレートかつクールな表現をするため、男にとっては嬉し恥ずかし 暴露羞恥プレイ。しかし、どこか天然。言葉萌えのツンデレ、シチュ萌えの素直クール。


 ☆別館 
 ○石器時代の英雄
 ’80から’90中盤のアニメを、隔たった角度から偏見に満々《みちみち》てレビュー。



 ☆メニュー(カテゴリー説明)


 ○黒服日記(不定期)
 あまり更新されませんが、pool(愛)の気になった事等が記事になっています。


 ○掲示板
  “素クール掲示板”があります。作品の感想等ありましたら、宜しくお願いします。


 ○チャット
 過疎地区設置。嫌がらせ大歓迎、有地斡旋中。


 ○素直クールリンク集
 素直クールを愛して止まない盟友さまのサイト群。他、素直クール関連サイトがあります。


 ○物書きリンク集
 お世話になっている物書きさまのリンク集です。


 ○創作中の作品
 pool(愛)が、その作品に煮詰まったりテンパったりした際に発動する、カテゴリーです。背水の陣を強いて、もしくは敷いております。


 ○バトン系
 さまざまな方面から頂いたバトンを掲載しております。(只今工事中です、あしからずご了承下さい)


 ○バナー
 大親友イトウさまから頂いたバナーです。宜しければ保存してお持ち帰り下さい。


      

  1. 2010/04/09(金) 01:10:53|
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pool (愛)作品

 pool(愛)が丹精込めて認めた、小説からSSはたまた文字列の作品をまとめております。
 出来上がれば更新していきますので、ほどほどにお待ち下さい。大体、月に1〜3本ほど掲載出来るかと思います。


 製作環境、閲覧環境
  ○テキストエディター ☆UnEditor (DL)(著者サイト
   カスタマイズ性が高く、いい感じの軽さを演出しています。
  ○テキストビューワ  ☆窓の中の物語 (DL)(著者サイト閉鎖
   縦読みメインのビューワ。こちらもカスタマイズ性が高く、使い易さも抜群です。
  ○ファイラー(おまけ)☆EOFile (DL)(著者サイト
   ほぼキーボードのみで使用するファイラー。元MS−DOSユーザーにお薦め。WINからのユーザーは、使い難いと思われます――要注意。


 素クール・オブ・ですてぃ看板作品(このブログ作品の代表的な作品になります)
  猫、心重ねて“18禁”(51枚)


 頂きもの(小説仲間や知人知り合いから頂いた作品です)
   フランケンシュタインの花嫁(14枚 イトウ様より)


 贈りもの(日頃お世話になっている方々に贈った作品です)
   holy・night・fever(62枚 coobard様へ)

 リレー小説
   無題(62枚 鏡一郎ちゃん。イトウちゃん。poolで書き上げた作品)
   

 短編作品(400字詰め原稿用紙1〜50枚)
  ○
素直クール作品
   
俺のあんパン(7枚)
   
裏取引(8枚)
   
海に浮かぶ空(7枚)
   
崩れ去る時間の流れ(18枚)
   
流されて純情(7枚)
   
困るという事(7枚)
   
桜。(10枚)
   
みかん水“18禁”(29枚)
   
なし崩し的な彼女(17枚)
   
妻の存在(7枚・おまけ小説) 
   
何もかも全部〜委員長、祐太編〜(14枚)
   
細い眼(37枚) 
   ゴスィック(10枚)
   
      
  ○一般作品
   
陽が落ちるまで(35枚)
   
ようこそっアチラ側の喫茶店へ(16枚)
   
眼鏡1.眼鏡の特性(18枚)
   
眼鏡2.眼鏡の価値は(32枚)
   
似非純文的羅ノ平(18枚)
   
夏に降る雪(19枚)
   
究極のカレー味〜ショートショート〜(9枚)
   仕事帰り(5枚) 
    
   少女(9枚)
   路地裏の少女(29枚)
   翠玉(48枚) 加筆修正しております!
   充足(11枚)  NEW!
   今日からわたしは思春期なのだ!

 
 中編作品(400字詰め原稿用紙51〜100枚)
  ○
素直クール作品
   
苦い後味(58枚)
   
星の屑(76枚)
   
終らない夏夜に溺れるヲタク達の鎮魂歌(90枚) 
   冬コミ参加、無料配布作品
   初夏の生ヌルい微風 1

  ○一般作品

 
 長編作品(400字詰め原稿用紙101枚〜)
  ○
素直クール作品
   素直春日お嬢様 12 3 4 5 6 7 (第一部終了)
   
  ○一般作品

  1. 2010/04/08(木) 23:21:35|
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充足(一般エンタ)

 視界がぼやけている。足元がねっとりとしている。僕は直立しているのだ。
 よくわからない、が第一声だった。
 足の裏が粘っているので下を向くと、残念なことに視界がぼやけているために、色気が褐色にひろがっていた。
 体液なのか、自然的な液体なのか、はたまた人工的な液体なのかは判らないが、とりあえず粘っている液体が足元を覆っているのが解ったぐらいか。
 目を細めて辺りを覗《うかが》ってみる。まるでモノクロームフィルムのような安っぽいフィルターを掛けた映像だった。キャメラが寄る、そして引く。視界の色気が正常に戻りつつある。アイボリーの映像に、不意に人気《ひとけ》が飛び込んできた。
 僕の足元に人の股がある。いまだアイボリーに滲んでいて、足元に転がる人は赤系のスカートを穿いるとだけわかった。ペイズリー柄は確認できたが、その柄の着色が緋色なのか青紫なのかは把握できない。
 丁度、僕の左足が股の中心部に食い込んでいる。したがって、この女性と思《おぼ》しき人物の左足が僕の両足の合間にあるわけだ。
 意識が徐々に回復する。足元のねばねばが気になり片足を上げると、体勢がぐらぐらと揺れた。そして倒れた。そのとき、はじめて、落ちるという感覚が走った。
 床に腰を打ち付けて、僕はベッドの上で直立していたことに、気がついた。
 側頭部に激痛を覚えた。鼻にツンとくる、この感じ。衝撃の度合いが、ある一定を超えたのだ。掌を側頭部に差し込むと、ねろっとしている。生暖かい。掌を眼前へもっていくと、酸化していない真っ赤な鮮血に塗れていた。
 この時点で僕は、やっと意識が完全に回復して色素も正常に戻っていることがわかった。これで事態が把握できるという、頭部からの出血による不安よりも、安堵が全身を支配していた。
 起き上がり様に振り向くと、ガラステーブルが破損している。丸みを帯びた角だったが、一点だけ鋭く欠損している。その箇所から、稲妻のようなひび割れが中央に向かって突き進んでいた。
 そりゃぁ頭から血もでるわなぁ。僕は自然に伸びをした、生あくびも。生理現象に身を任せた。
 この状況で感覚がおかしくなったのだろう。全く記憶を辿れない。現在自分の出血よりも、この状況の把握の方が重要なのだから。
 ベッドに腰を掛けた。ポロシャツの胸ポケットから煙草を取り出そうとすると、直に指先が肌を触っていた。頭をぽりぽりと掻いて、緊張感のない声色をあげる。身体を眺めると、ポロシャツどころか全裸だった。
「おいおい全裸ですか……」
 ベッド脇に窓があるらしくカーテンで遮られ、隙間から薄っすらとした陽光が注ぎ込まれていた。
 皮肉にも全裸のお陰で肌寒さがはっきりとわかり、早朝なのだとおぼろげに理解した。
 昨晩はいったい……何をしていたんだろう、と首を捻る。コキュコキュと関節が鳴った。その場に緩和した空気が流れた。
 喉をごろごろと震わせると痰が絡んだ。喉の渇きが絶頂だったが、ニコチンの摂取の欲求と体からの要求が絶頂に達していた。僕はテーブル辺りを見渡して、ポロシャツを探す。小奇麗に畳まれた衣服が、ベッドの傍にあった。
 ジーンズの上にポロシャツ、その上にトランクスとソックス。記憶の断片を追ったとしても自分で折り畳んだとは思えなかった。自分の性格上、無いと考える方がより自然である。
 そして、この女性が折り畳んだものと考えるのが、ベターだ。
 胸ポケットに、煙草特有の角張った膨らみが無い。仕方なく着替えるだけ着替えてしまって、煙草を探すことにした。テーブルから少し離れた場所に煙草が転がっていた。先ほど頭をぶつけた拍子に飛んでしまったのだろう、ワンルームの一室の片隅に煙草と百円ライターがあった。
 その煙草の真横に一枚のメモ帳。
 僕の、特徴ある丸字で書かれてある。
 ――お前は転がっている彼女を殺す。できればこれを見た瞬間、この部屋から逃げ出せ。
 確かに自身の文字だった。目を疑ったが、そこに紛れは、無い。
「それじゃあ」
 振り返った。ベッドを凝視する。女性だ。それはわかっている、スカートを穿いているから女性と判断したが。僕の知り合いにオカマや性同一障害者は居ない。半笑いでニヤけた面のまま横たわっている人物は見間違いようもない。
 彼女だ。
 彼女を一瞥して呻いた。幾度もなく嗚咽がこみ上げる。絡まっていた痰が口内の奥にひろがり、ぷつぷつ気泡が弾ける。我慢できず痰を吐き出す。絨毯の毛先が粘状の体液を吸い込み、こんもりと盛り上がった。
 思わず足の裏を触る。粘着した液体が乾燥して固形物になっていた。引っ掻くように足の裏をほじると、ぼたっと厚みのある物体が剥がれ落ちた。凝固した血液だった。鈍く表面が波打っている、酸化したどす黒い血液。
 彼女の股から大量の血液がベッドに沈殿していたのだ。異様に黒々としているが、結晶板が黄色く覆い、表面は半透明に艶やかだった。ところどころ血液が集まり乾燥しきれず、斑模様になっていた。
 しかし、僕は意識を失う前に、お前は彼女を殺す、と記入していた。まだ彼女は死んでいないのだろうか?
 いったいどのタイミングでこのメモを残したのかはわからないが、意識を戻した僕に対して警告を発しているのだろう。
 彼女は両脚を伸ばし、しっかりと股を開いていた。ペイズリィ柄のロングスカートはこげ茶に染まって、半分以上捲れあがっている。ショーツは片方の太腿の中間に引っ掛かり、血液を吸えるだけ吸い込んでいる。ティシャツも乳房の上まで捲られている、鎖骨の下あたりまでだ。ブラはフォックが外れ、だらしなく腹の辺りまでずり下がっている。半笑いのニヤついた表情が、堪らない。
 頭が割れるように痛い。耳の裏が生暖かい。ぬるぬると滑るように血液が垂れ流れている。側頭部からの血が、いまだ止まっていない。
 流れ出る鮮血が貧血を誘っている。また目の前が霞みかかってきた。脳に血液があまりいっていないのか、脳に辿り着いた血液がそのまま側頭部から流れ出ているのか。冷静さを欠いているのは確かだ。
 ……冷静さを欠いているのに確かだ、と断定する自分に嘲笑が漏れる。
 とにかく、過度にドーパミンを噴出させてアドレナリンが分泌している。軽い躁《そう》状態だ。安定しない思考が物語っている。
 この半笑いの面で死んでいるのかいないのか、彼女は寝息の一つもたてていない。
 全身に苛立ちが這った。
 僕はどうしたいんだ。何を求めているんだ。過去の自分は、現在の僕に何を伝えたかった?
 手を伸ばして、転がっていた煙草を拾う。限界まで主流煙を肺に溜め込んだ。くらりと頭が揺れる。既に煙草による酸欠なのか出血による酸欠なのか、判断さえ喪失していた。
 彼女の腰の付近に座り、火種を発火させた。ぐんっと煙が胎に染入る。
 情報が不足しすぎている。
 一通のメモ、血塗れの彼女、現在は早朝、これだけで何を推理しようというのだ。
 ついでに側頭部からの出血と……。――これはどうでもいい。
 不意に背中に丸みを帯びた非常に柔《やわ》い感触があった。首筋に人肌の感触。
「うーん……おはよぉ。すっごい良かったよ……。あんな趣味があるとは思わなかったな」
「あん?」
 顔を捩ると、彼女の面がそこにあった。混乱が生じる。
「だからぁ、今日は生理だから駄目だって言ったのにぃ、無茶するんだから。あーあ汚しちゃったなぁ」
 沸々と怒りが込み上げてきた。
 ただのマニアックなプレイじゃねーか! てめぇなに興奮してんだよ。
 油分が浮いている。固形物が混じっている。
 やられた。勘違いだった。生理ですよ、生理。
 しかし、これで話しが終わることはなかった……。
「ごめん、先シャワー浴びてくるね。もうね、ぐっちゃぐちゃじゃない」
 と、彼女は欠伸を軽く抑えながら、けだるくベットから立ち上がった。
「ああ、そうですか」 
 僕はようやくメモ帳の文字の意味を理解した。そういうことだったのだ。昨晩の記憶も取り戻した。
 下半身が硬直をはじめる。身体では、直立の準備がはじまろうとしている。そして、僕は行動に移すだろう、抗えない快楽によって。このメモの文面、お前は転がっている彼女を殺す。
 ベッドから立ち上がった彼女は、捲れたスカートを直そうとしたが乾燥した血液が固まって上手く出来ない。ぱりぱりと音をなして砕け落ちるだけだった。
 僕はガラステーブルの両脚を握り締めた。
「おーい、そこの彼女お茶しない?」
「んん?」
 彼女の振り向き様。
 僕はテーブルを投げつけた。
 結構な重量のため、投げつけたテーブルの放物線はだらしない反比例のような弧を描いた。そして脇腹にめり込んだ。彼女は半目を開いて、苦渋の面持ちを浮かべる。
 駆け出して彼女の前髪を掴む、その勢いのままテーブルに額を打ち付けた。跳ね返すような感触があった。元々テーブルにはひびが入っていたが、それを深く刻んだだけだった。ぱっくりと彼女の額が割れる。――無言。前髪から後頭部へ髪を持ち替えてもう一度、額を叩き込んだ。
 完全に貫通した感触だった。ガラス面を貫通して、自分の手首にガラスが突き刺さっているのだ。引き抜き様、めりめりと皮膚が剥がれる。血が吹き出る。
 彼女の体は、くの字に折れ曲がっていた。
 その途端、僕は満たされた。充足したのだ。
 ちりちりと電流が脊髄を駆け抜け、脳天から昇華する感覚。一気に痺れた。硬直は絶頂を迎える。勃起して波打っている。意識が遠のき、また直立がはじまる。既に、何度目かの硬直を迎えているだろうことは理解したが、もう、この時点で、この硬直……充足から逃れることは不可能なのかもしれない。
 時間が限られた。意識を失う前に、また目覚める自身に対してメモを託さなくては。
 いや、どっちだ?
 求めている、否定している、この充足を……。
 ゴミ箱に彼女を殺す、と書かれたメモを捨てた。記憶が戻っているのでメモとボールペンの場所は知っている。
 一応、ゴミ箱を漁って、もう一枚捨ててあろうメモを確認する。
 あった。前回のメモ。
 ――お前は彼女を無茶苦茶に犯すだろう。できれば、目覚めたら素直に寝ることをお勧めする。
 エスカレートする欲求が自己を貶めた。いや、突き進めた。そう、充足が僕を歓迎した。
 このメモをみて、味わった充足を思い出した。
 その時の僕は、生理中の彼女を犯すだけだった。一気に充足した。そこで止めれば良かったんだが、味わってしまった充足は更にエスカレートする結果をもたらした。
 本来ならば、今回は至らなかったかもしれない。殺すところまでいくこともなかったかもしれない。しかし、この側頭部からいまだだらだらと溢れる鮮血がその冷静さを失わせ、現在に至ったのではないか。脳が視覚聴覚嗅覚触覚、快楽を渇望している。
 しかも。その失敗を上回るほどの充足感。もう次回の結果は同じだ。また快楽を得るだろう。もう止められない、止めることの無意味さが硬直を是正する。
 
 
 僕は書く、メモ帳に最期の充足を求めて。
 ――お前は死姦するだろう。もう止めても無駄だよねー。
 僕は直立した。意識が消し飛んだ。
  1. 2010/01/09(土) 21:42:45|
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